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渋谷でレザーテーラードジャケットをオーダーメイド/カーフスキン

更新日:6月25日


レザージャケットと聞くと皆さんはどの様なアイテムをイメージされますでしょうか? ダブルやシングルなど多くの方はライダースジャケットをイメージされるのではないでしょうか。 着こむほどに体に馴染む定番のライダースジャケットは、もちろんワイルドな雰囲気でかっこいいのですが、オーダーメイドでお作りするのであれば少し変化球的にテーラードジャケットはいかがでしょうか。 RAIVE LEATHERのオーダーメイドテーラードジャケットは、 スーツ等を仕立てられます一流テーラーと同じ様に総毛芯仕立てとなっております為、 型崩れしづらく、立体感のある作りになっております。 見えない部分ではありますが、こういった部分からしっかりと仕立てることで、 レザーを内側から支えます。








素材はレザーですが、内側は毛芯を使用した総毛芯仕立てでお作りいたします。



毛芯とレザーが一体化するとかっちりしているのに滑らかな着心地となります。着こむ程に体になじむ一品をお仕立ていたします。 大切に長く着用したいとお考えのお客様にもお勧めできます一着となっております。

今ブログではそちらの生産過程をご紹介させて頂きます。 まずは採寸後、シーチングやトアルと呼ばれるコットン生地でのサンプルを製作します。 この前の段階でパターンを作成し、長さやカーブの調整をし、縫い合わせていきます。




そして、全体のバランスを見ながらディーテールや、最終のポジショニングや長さを微調整しながら決めていきます。ここのモデリングの作業を細かく行って行くことが素材にマッチさせた形を作る上でとても大切です。




縫い合わせることにより、平面では見パターンてこなかったラペルの返りの形状や襟周りなどを確認することができ、細部ディティールの微調整をこの段階でさらに行います。 襟やラペルの返りの大きさや形や位置、またはゴージラインと呼ばれる襟とラペルの縫い合わせのラインでジャケットの印象は大きく変わります。ゴージラインを高く設定するとより、すっきりとしたストイックな印象のジャケットに仕上がりますし、または下げることでクラシックでレトロな雰囲気を演出できます。

修正後、お客様がご満足いただける形に仕上がりましたら、本生地での製作となります。 形がある程度決まれば、本生地での作成に入っていきます。 まずは、本生地を支える内部構造である芯地の作成です。 先ほどご紹介させて頂きました通り、毛芯という獣毛を織り合わせてつくられたハリのある生地を使用しております。

このように立体的に仕立てるためにダーツ処理や、アイロンでのクセとり、手縫によるハ刺しといった工程を経て、 個人個人のお体に合わせたジャケットにお仕立ていたします。

今回使用いたします素材は、 レザーシャツの記事でご紹介させていただきました、0.8mmのマットな国産カーフスキンレザーを使用いたします。 シャツとは異なり、立体的なテーラードジャケットにお仕立ていたしますので、同じ素材で あっても全く異なる縫製方法や仕様を積み重ねて構築的に仕上げていきます。



こちらは表生地になります。前身頃、サイドパネルを縫い合わせていきます。その時にポケットも作成していきます。テーラードジャケットにおける定番の形である両玉縁ポケットが入ります。


それぞれ2つのピースのカーブライン同士で縫っていくため段々と立体的になってきます。平置きするとシワがサイドパネルに出てきていますが、立体的になってくるとこの様にシワが現れるのは自然なことで、そのシワが立体的な体や、洋裁用ボディーに着せると綺麗に沿ってくる元となります。


両玉縁ポケットが出来上がりますとそこへ同寸のフラップが付きます。



両玉縁ポケットが出来上がりますとそこへ同寸のフラップが付きます。




フラップを上げると両玉縁ポケットが現れます。




RAIVELEATHERのジャケットスタイルはブリティッシュテイストを意識しており、身頃の右側にはチェンジポケットがつきます。






この様に右身頃にポケットが2つ入る仕様となります。ポケットが1つの左身頃には胸ポケットがつきます。



ポケットを寄りで撮るとこの様になります。



表地のディーテールができ上がってきましたら、最初に作成しました毛芯と合わせていきます。この時もハ刺しのテクニックを使って少しづつ合わせていきます。さまざまなは方法で毛芯を合わせる方法はあるのですが、RAIVELEATHERの場合は、ジャケットのラペル部分でハ刺しで一体化させていきます。



寄りで撮りますとこの様になります。



斜めにハンドステッチを掛けていくのが八刺しの基本的な縫い方になります。その繰り返しが漢字の八に見えてるためこの様な呼び方となります。英語では何というかというと、pad stitchといいます。パッドつまりは内側の支えである毛芯を留めるステッチという意味になります。



表地で形を作っていくというよりも毛芯に沿わせて表地を動かしてくる様なイメージです。



毛芯と一体化させていくことで立地的なラペルが出来上がってきます。



また接着ではなく、ハ刺しで合わせていくことによってハリはあるけれども硬くなりすぎない立体的なラペルが出来る上がることになります。




ラペルのハ刺しが完了しますと、身頃全体を縫い合わせていきます。




前身頃、サイド、後ろ身頃が縫い合わさった後、

身返しと呼ばれるラペルを覆うパーツを縫い合わせていき、その時に上衿も付けていきます。毛芯としっかり合わさったレザージャケットのラペルの質感はしっかりと体になじむ着心地が格別です。





テーラードジャケットは衿とラペルが一続きになった構造ですのでこの様に作成していきます。






下衿はフェルトで作ります。フェルト素材を使うことでより襟の形がより安定します。その結果、首周りにもしっかりと沿う仕様となります。






フェルト衿はクロスステッチで身頃の上から付けていきます。ミシンの縫合ではなく手作業でこの仕様にすることにより、縫い代を減らすことが出来、首回りがしっかりとしていながらもスッキリと仕上げることができます。




身頃が完成しますと次は袖になります。左右両方の袖を裏生地を付けて作り、それらを筒状にした後で身頃に縫合していきます。









袖口のボタンホールはフライ仕様としており、表からはボタンが見えない仕様としています。これは機能的でありながらもよりレザーの質感を前面に打ち出した企画とするために

この仕様としています。






筒状に2本の袖を縫い上げます。




そして最後は身頃と袖を合わせて完成させていきます。







ラペル部分と肩部分がスーツ生地ではなく、レザーで作成しますとテーラードジャケットのしなやかさと、ライダースジャケットのワイルドさの両方のテイストを兼ね備えた雰囲気となり、ドレスダウン、ドレスアップいずれの装いにもフィットします。







ボタンホールとボタン付け以外が完成しますとこの様な仕上がりになってきます。


レザーテーラードジャケット+パターンオーダー ¥135,000

(各種デザインのご要望や、オリジナルパターンまたはカラーにも対可能です。その場合、別途料金となります。)








最終の工程、ボタンホールとボタン付けです。ボタンホールに関しては小さなパーツですが、仕上がりの決め手を左右する大切な要素です。ラペルの端、上端から何センチかに設定るることにより、クラシックに見えたりまたは前衛的な雰囲気に持っていくことも可能です。ラペルにつけるボタンホールはフラワーホールと呼ばれ、元々はウエディングなどの祝い事の際にお花を底のホールに刺したのが由来とされています。現在は社章などを差すケースが多いですね。また今回は飾りステッチとしてのボタンホールとしていますので実際には

開けていません。






前明きのタンのボタンホールはハトメ明きの仕様です。こちらは文字通り鳩の目の様な形をしているのでその様に呼ばれます。





そして、袖口には比翼仕立てとしています。一般的にはボタンフライと呼ばれる仕様となります。この仕様にすることにより、着用時には表からボタンは見えませんが、本明きですの暑い時にはボタンをはずして腕をまくることも可能です。






全体のルックはこの様になります。お体にフィットしたレザーテーラードの着心地は通常のジャケット全く異なりより肌感覚に近い着心地を楽しんでいただけます。また薄手のレザーを使用していますのでライダースの着心地ともまた一味違います。


レザーは着こむ程に味が出てくる素材ですし、その経年変化を楽しみながら長くご愛用頂けることと思います。ダブル仕様やシングルボタン2つ掛け等様々なデザインの他、素材となりますレザーの種類やカラー、ボタンの種類やカラー等幅広いセレクションの中からお選び頂くことができます。


ご興味ございましたら、いつでもお問い合わせくださいませ。


レザーテーラードジャケット+パターンオーダー ¥135,000

(各種デザインのご要望や、オリジナルパターンまたはカラーにも対可能です。その場合、別途料金となります。)



着こむ程に体になじむ素材であるレザーでお客様のお体に合わせたパターンでお作り致します。レザーアイテムのオーダーメイドにご興味ございましたら、いつでもお問合せ下さいませ。


また、遠隔にお住いの方には、寸法をお伝え頂けましたら、その寸法に合わせてパターンを起こし、そちらの寸法でコットンサンプルをお作りしまして、そちらを発送、ご試着頂き、さらにそこからご要望をお聞きし進めていきますのでご安心くださいませ。 また、渋谷東のショールームでは、 その他様々なレザーアイテムのサンプルのご試着をして頂くことができますので、 お近くの際にはお気軽にお立ち寄り下さいませ。