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  • raivekanya

シングルライダースの製作1

更新日:5月11日


今回はRAIVE LEATHERが現在製作しております、新型のカッティングデザインシングルライダースを製作段階のこだわりについてご紹介させていただきます。



今回使用するレザーは国産クロム鞣しレザーで厚さ1mmのものを使用します。

この位の厚さにしておかなければ、

今回のデザイン上切り替えが多く、これ以上厚いものだと縫製上厳しいところが出てきてしまったり、着心地に影響が出てきてしまったりするので、それを踏まえた上でのレザー選びになっております。

また、色がブログでは初めてご紹介させていただく赤色のもので、

赤といっても派手さはあまりない落ち着きのある渋めの色になります。

この色を出すために革屋さんに直接染色していただいたRAIVE LEATHERこだわりのレザーになります。






まず裁断後の前見頃を並べてみました。

正直この段階ではどの様なものが仕上がるのか分からないとは思いますが、

カッティングデザインとは言うだけあってかなりのパーツ数になり、

以前EKAMというブランドをやっていた時を思い出す様なデザインになっております。


特に肩あたりに至っては何重にも重なってとても縫製しがいのあるクールなデザインになっています。









肩部分の切り替えの縫製部分は縫い代が重なってゴロゴロする部分も多くなるため、

裏側にくる縫い代部分を5mmカットする『段ざらい』をしていきます。

段ざらいは、スーツのラペルや見返し部分に使用する縫製テクニックでアタリを目立たなくし美しく見えるように使用するのですが、

切り替えが多く入ったレザージャケットに使用するのは、

レザージャケットの場合、どうしても縫い代が多く重なってしまうと着心地に影響してしまうので、アタリを目立たなく製品として美しく仕上げる効果はもちろん、

部分的に厚くなりすぎて着心地が気になってしまうのを防ぐことも考えての仕様となっております。




この続きはまた次回の記事で更新いたします。




また、株式会社RAIVEでは革製品のパターンオーダー、フルオーダーメイドも承っております。


世界でたった一つのオリジナル商品はもちろん、


お持ちのお気に入りのレザーアイテムやレザー以外のアイテムでも同じ形のものをレザーで製作することも可能ですのでご興味がございましたらお気軽にお問合せくださいませ。

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